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  • 2011.08.16 Tuesday
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「カーズ2(3D・吹き替え版)」を観ました。

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お盆休みに何もすることがなく、子どもが観たいと言ったので、「カーズ2」を観てきました。
お盆休みで遠出をしている人が多かったためか、地元の人が多く集まるショッピングモール内の映画館だったにも関わらず、あまり混みあってはいませんでした。
土日はもっと混んでいたのかもしれません。
「カーズ2」も、観やすい位置の席が埋まっている程度で、そんなに多い客入りではありませんでした。
親子連れがほとんどで、あとは、小学校高学年から中学校くらいの友だち同士のグループがいました。

予告編は、やはり一般向けのアニメ作品が多かったです。
その中に三谷幸喜監督の「ステキな金縛り」が入っていました。
子どもが観たいと言っているので、状況が許せば観に行くと思います。
3D吹き替え版の映画の予告編だったので、他の作品は全て3Dのアニメ作品でした。

さて、内容についてですが・・・
ごめんなさい。
今回は、あんまり感想ってないんですよね。
「カーズ」を観た記憶がないんです。
でも、まあ、登場人物(?)の性格や関係性なんかは、初見でも即分かってしまうような単純な感じだったので、前作を観ていなくても不自由は感じませんでしたが。
あと、ピクサー作品につきものの冒頭の短編作品は、今回「トイ・ストーリー3」の後日談的なものでした。
ケンがいい味出してました(笑)。
こちらの作品の方が、本編より面白かったかもしれません。

私は主人公はライトニング・マックィーンだと思っていたのですが、主人公はメーターだったんですね。
ストーリー的には、「ダメダメと思われていた主人公が、彼の良いところを発揮できる場面に出会い、大活躍の末にヒーローになる」という、王道的な物語で、後味が良い作品でした。
2Dでも十分楽しめますが、ストーリーが単純な分、3Dで飛び出す感じを楽しむのも良いかもしれません。

それにしても・・・
やっぱ、私には「きかんしゃトーマス」っぽい感じがしてしまいました。

「劇場版 ポケットモンスター(以下略(笑))」を観ました。

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前のブログで書いたように、「劇場版 ポケットモンスター ベストウィッシュ ビクティニと黒き英雄ゼクロム」を観ました。
劇場は親子連れと、なぜかマスクで顔を隠したゲーマーらしき一団(笑)。
小さめのスクリーンに、3分の2くらいの客入りでした。
私の隣には、外国人の女の子が一人で座っていました。
どうやら、お母さんが他の映画(「ハリー・ポッター」?)を観るようで、この女の子を座らせると、自分は去っていきました。
私は自分が映画好き、アニメ好きだったために、ほとんどの子ども向け作品を一緒に観てきましたが、割とこうやって子どもだけに映画を観せている家庭が多いのかもしれませんね。

予告編については、こちらにも「カーズ2」が入っていました。
あと、「忍たま乱太郎」と「ドラえもん」が印象に残っています。
「忍たま乱太郎」については、三池崇史監督ということで、期待する映画好きも多いようです。
でも、私が見たところでは、せいぜい小学校低学年までの完全子ども向け作品だと思います。
「忍たま」自体、教育テレビのアニメで、小さい子どもしか喜ばない印象があります。
もちろん、私は子どもが小さい時から結構見ていて、まあ、ついていると見てしまうくらいには好きです。
でも、他の子ども向け作品に比べて、知名度はあっても人気があるとはあまり思えなかったので、正直、映画化は意外でした。
「ドラえもん」については、「ああ、ポケモンで宣伝したいんだろうな」と思いました。
確か、毎年「ポケモン」の予告編には「ドラえもん」が入っています。
来年の春公開の作品なので、多分スケジュール的にはキツイだろうと思うのですが、やっぱり「ポケモン」で宣伝するのが一番効率的なんでしょうね。

さて、内容です。
今年のは、なかなかストーリーに見応えがありましたよ。
もちろん、評判の作画も、とてもきれいでした。
ゲスト声優の方々も、皆さん、浮くことなくきちんと演じていました。
ビクティニは、キャラクターデザインだけ見るとそんなに可愛いと思わなかったのですが、動くとめちゃくちゃ可愛かったです。
サトシはいつも通り人間離れした身体能力を発揮してくれましたし、まっすぐで正義感の強いキャラクターは、やっぱり安心できます。
最後のシーンも含め、2箇所くらいでウルウルしてしまいました。

ただ・・・
やっぱり、2作同時公開はやめた方がいいと思います。
多分、ゲームの分岐点で別の選択肢を選んだ感じの違いがあるのだと思うのですが、映画でやることではないと思います。
私はかなり「ポケモン」アニメ好きだと思うのですが、だからこそ、真っ当に作っても良い作品ができるのに、奇をてらうことはないのではないかと思ってしまうのです。
ゲームと連携しているという点を駆使して、新しい技術や試みで驚きを与えてくれるのなら良いのですが、今回のはちょっと違うと思います。
まあ、子どもがもう大きいので、来年以降は観ないとは思うのですが、何かちょっと残念でした。
 

「コクリコ坂から」を観ました。

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日曜日に「コクリコ坂から」を観ました。
3連休に出かける予定がなかったため、子どもを大型ショッピングセンターに連れて行きがてら、一緒に映画を観ようと思ったのでした。
で、最初は「劇場版ポケットモンスター ベストウィッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」(う・・・長い)だけ観ようと思っていました。
始めはポケモンは小学校で卒業と思っていたし、2作品同時上映という方法はあまり好きではなかったので、今年はやめようと思っていたのです。 
でも、特に作画の出来が良いという評判を聞いたのと、連休がヒマだったのと、それから子どもがポケモンのゲームをやっていたのとで、やっぱりどちらかを観ようという話になったのです。
もちろん、ギリギリセーフで前売り券を買いました。
「コクリコ坂から」については、あまり子ども向けではないという評判を聞いていたので、夏休み前の平日で仕事がない日に、私が一人で観ようと思っていました。
ところが、「ママが観るなら、私も観る!」と子どもが言い張ったので、今回は2本はしごで観ることにしたのです。
時間の関係で、「コクリコ坂から」を先に観ることにしました。
ということで、ブログも「コクリコ坂から」を先にアップします。

映画館はそこそこ混みあっていました。
「ハリー・ポッター」もあったからでしょう。
とはいえ、連休で遠出している人も多いのか、予想していたよりは人出が少ない気もしました。
「コクリコ坂から」は、中くらいのスクリーンに半分強の入りでした。
座席指定制で、通路際をとったのに、隣にびっしり人が座っていたので、うちの地方の映画館としてはなかなかの客入りだったのではないでしょうか。
ちなみに、隣に座ったのは、かなり年配の男性でした。
息子夫婦とお父さんという感じの一団で、前もって得ていた「団塊の世代にノスタルジーを感じさせる作品らしい」という情報通りなのだと思いました。
ちなみに、このお父さん、ガリ版とか学生闘争のようなシーンなどに物凄く反応していました。

予告編で印象に残っているのは「カーズ2」と「ステキな金縛り」です。
「カーズ2」は公開するという情報は知っていたのですが、とにかく、絵に迫力がありました。
ただ・・・個人的には何となく「きかんしゃトーマス」を思い出してしまうんだよなあ・・・
「ステキな金縛り」については、私は情報を知っていましたし、「役、多すぎませんか?」のコマーシャルも印象に残っていたのですが、子どもにとっては新鮮だったようです。
「落武者の幽霊を法廷に」という設定がツボにハマったらしく、「これ、観に行く!」と言っていました。
三谷幸喜監督の映画は、これまで一人で観てきました。
これからは、子どもが一緒に観てくれそうです。
・・・でも、平日午前中の空いている時間にササッと観に行くのもなかなか快適なので、ちょっと複雑な気分です。
まあ、彼氏とかができるまでの間ですよね・・・
そう思うと、貴重な時間なのかもしれません。

さて、「コクリコ坂から」です。
以前のブログで書いたと思うのですが、私は昔原作コミックが好きでした。
子どもの頃に買って、ずっと持っていて、帰省した折には取り出して読んだりする作品でした。

で、まず「ジブリの次回作は「コクリコ坂から」です」という情報を知った時、「へえ、同じ名前だなあ。もしかして、あれが原作だったりして(笑)」と思いました。
その「もしかして」が正解だと知ったとき、心底驚きました。
だって、何かが心に引っかかって私は何度も読み返したマンガではあるのですが、公平に見て、それ程大した作品だとは思えなかったのです。
ストーリーはありふれた少女マンガだし、絵柄だって当時の少女マンガによくある絵です。
宮崎駿さんは、一体どこに目を付けたのでしょう?
正直、物凄く謎でした。

次に、ポスターなどのキャラクターデザインを見て、予想したこととはいえ、完全に「ジブリ絵」になっているな、と感じました。
変わるだろうとは思っていましたが、まさか、面影すらなくなるとは思いませんでした。
それから、あらすじを知って、「旗を揚げる」ことと「兄妹かもしれない」という設定以外はほとんど変わってしまっていることが分かりました。
まあ、あれをアニメ化するのなら、そうなるだろうことは予想していました。
でも、原作を結構気に入っていた私は、かなり複雑な気分になりました。
最後に予告編や直前特集などを見て、風間くんのキャラクターを知りました。
長髪でやや不良がかったイケメンの風間くんが、まさか、あんな「学生さん」キャラになってしまうとは・・・
ここまで来ると、逆に笑えてきて、原作に思い出がある私としては、全く別の作品に変えられてしまった「コクリコ坂から」をこの目で確認したい気持ちになったのです。

正直な話、映画としては、そんなに悪くなかったと思います。
アニメにする意味はあまり感じませんでしたが、前評判通りのノスタルジックな佳作に仕上がっていると思いました。
主人公を演じた長澤まさみさんは、下手ではありませんでしたが、どうしても本人を思い起こさせてしまう声だったのが辛かったです。
あと、原作に長く親しんできた人間としては、海ちゃんはもっとキリッとして物怖じしない雰囲気を醸し出して欲しかったというのがあります。
でも、この映画の海ちゃんとしては、まあ悪くはないと思います。
あとは、かなり淡々と進んでいく映画なので、起承転結がハッキリしたドラマでないと退屈してしまう人には、あまり向かないと思います。
小津安二郎監督作品とか、あのあたりが好きな人は、割と気に入るかもしれません。
(あ、匹敵するほどの名作と言っているのではなく、カテゴリー的に同じ分類に入りそうという意味です)
まあ、上でも書いたように、年配の男性がかなり楽しんでいたようなので、「シルバー向けアニメ」という新路線を開拓するのも良いかもしれません。

最後に、原作ファンとして、どうしても言っておきたい文句です。
・なぜ、「小松崎」ではなく「松崎」なの? めちゃくちゃ語感が気持ち悪かったです。
・なぜ、北斗さんが女性になったの? (まあ、これは映画の尺の関係で、余計な恋愛話を入れたくなかったのでしょうが、でも、それなら北斗さんのキャラ自体、削っても良いのでは)
・陸くんがほとんど存在を消されてしまっているのが、不憫です。
・おばあちゃんは、原作のキャラの方が数倍魅力的なのに、なぜあんな「ジブリ的大奥様」にしてしまったの?
・あと・・・やっぱり、風間くんはあんなのは嫌です。

結論として、「コクリコ坂から」を使う必要はなかったのではないかと思います。
「コクリコ坂から」の設定を無理に使った部分は、全てキャラクターが死んでいます。
原案とか、参考文献とか、そういう形にして、完全にオリジナルで作ってしまった方が良かったのではないでしょうか。
とにかく、私は原作に親しんだ期間がとても長かったので、何かちょっと気持ち悪くなりました。 

「星守る犬」を観ました。

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・・・結局、昨日、観ちゃいました。
「星守る犬」です。
前から書いたように、原作を読んでいるために、制作発表の段階から観たくないと思っていた映画でした。
原作のマンガは、作品としての出来は良いし、評価されているのも分かるのですが、私はダメでした。
ただただ悲惨に思えて、どうしても読み返す気になれないものでした。
続編はハッピーエンドなのですが、それも、「星守る犬」でおじさんに致命的なひどいことをした少年が救われる話だったので、何だか釈然としなかったんです。
でも、予告編の出来がなかなか良かったことと、もしかしたら私が受け入れられなかった部分をうまく処理して、感動的な作品に仕上げているかもしれないという期待があったので、あえて観てみたのです。

先に、こまごましたことを書きます。
平日午前中にしては、割とお客さんがいました。(行きつけの劇場比)
年齢層は中年男女。
「おくりびと」や「沈まぬ太陽」なんかは本当にシルバー御用達という感じだったのですが、この映画は中年層がほとんどでした。
大体40〜60代くらいかな、と思える人しかいませんでした。
ちょっと特徴的だったのは、男性の一人客がポツポツいたことでした。
映画って、割と男性の一人客はいないんですよね。
それが、正にこの映画の主人公世代っぽい男性の一人客がいたんです。
ちなみに、映画の途中から号泣している男性の一人客もいました。

予告編についてです。
「アンダルシア」「コクリコ坂から」「ハリーポッター 最終章3D」の3本が入っていました。
どれも大型の話題の映画なので、今更内容をどうこう書く必要はないでしょう。

さて、「星守る犬」の内容です。
本当は、私は「やっぱり観るんじゃなかったです」的なブログを書く覚悟をしていました。
でも、はっきり言って、そこまでの感情を動かす力はありませんでした。
前述の男性客は、物語の中盤からずっと泣いていたんですが、私は全く込み上げてくるところがありませんでした。
何か、「何で泣いてるの?」って感じでした。
もしかしたら、原作を読んでいるからかもしれません。
原作での泣き所は、主に犬のハッピーのモノローグです。
ところが、映画にはハッピーのセリフはありませんでした。
そうすると、何かありきたりなんですよね。
新聞を使って世相を反映させようというシーンもあったのですが、私には逆に意図的なものを感じてしまって、何かしらけてしまいました。
原作ではさらっと流されている妻とのすれ違いのシーンを、映画ではきちんと描いています。
そうすると、やっぱり女性である私は、この主人公のおっさんにイライラした怒りを感じてしまうんですよね。
こんな男、離婚されて当然だわって思ってしまいました。
そのせいで、悲惨な最期に対する悲しい気持ちが、とても薄れてしまいました。
ハッピーを手放す機会があったのに、ちょっと泣かれたからって戻ってくるシーンは、「泣き声なんか振り切って、さっさと行くのが愛情でしょ?!」と思ってしまいました。

役者さんは下手じゃなかったですよ。
川島海荷ちゃんの役はウザかったのですが、まあ、がんばって演じていたと思います。
玉山鉄二さんについては、すぐ前に「阪急電車」を観ていたために、顔が間抜けなワンコ面に見えてしまって、ちょっと奇妙な気分でした。
西田敏行さんは、演技的にはいつもと一緒でしたが、この役にとても熱を入れているということは伝わってきました。
ただ、本当は強面の、一見とっつきにくそうな感じの人の方が、この役には合っていたと思います。

色々書きましたが、映画としての出来は悪くはありません。
内容的に、あらすじなどを見て抵抗を感じない方は、観てもいいんじゃないでしょうか。
原作本の表紙にそっくりな、一面のひまわり畑だけは必見です。 

「阪急電車」を観てきました。

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今日は「阪急電車」を観てきました。
前にブログに書いたように、私は原作者の有川浩さんのファンです。
著作もほとんど持っています。
だから、実は少し抵抗がありました。
好きな小説が映像化される時、誰でもちょっと抵抗がありますよね。
そういう抵抗感と同時に、「何でこの作品?」という疑問もありました。
もっとスケールが大きくて、大スクリーンに似合いそうな作品がたくさんあるのに・・・
そんな想いもありました。
(ちなみに、映像化関係なく、私が好きなのは「キケン」と「三匹のおっさん」です)
それでも観ようと思ったのは、ネットでの評判がかなり良かったからです。
短編とはいえ、連作だし、小品としてまとめれば結構いいかもしれない。
そんな風に思えるようになったので、うちの地方で先週土曜日から公開になってすぐに、観に行くことにしたのでした。

映画館は、レディスデーでもない平日午前中なので、かなり空いていました。
でも、「阪急電車」はまあまあ入っていたかな、と思います。
やっぱり女性が多かったです。
私と同じような、女性の一人客の姿も目立ちました。
そういう映画ですものね。

予告編については、結構たくさん入っていた気がするのですが、あまり覚えていません。
「コクリコ坂から」と「ロック〜わんこの島」、「小川の辺」は覚えています。
「コクリコ坂から」と「小川の辺」は、何度か見ているために覚えていた感じです。
「ロック〜わんこの島」は、「めざましテレビ」を見ているために、「今日のわんこ」でやった時から知っていたので、記憶に残っているのです。
ただ、「ロック〜わんこの島」については、「めざましムービーかあ・・・」という最初の印象よりは、かなり感動的な映画になっていそうだなと思いました。

さて、内容です。
とにかく、女性が観て元気になれる映画だと思いました。
思ったより、原作に忠実です。
有川さんの作品に特徴的な、まっすぐで、不器用で、ちょっと生きるのが下手な女性達が魅力的に描かれていました。
まあ、男性が観ると、少し不満かもしれませんね。
少女マンガの映画化と似たような感じですから。
有川さんは「大人が読めるライトノベル」を書いている人です。
だから、昔文学少女だった女性達にとっては、本当に“どストライク”の世界なんです。
でも、だからこそ、男性から見ると魅力的な男がいなくて不満かもしれないなと思います。
女性から見ると、玉山鉄二さんが演じた「バカだけどいい人」なんて、本当に魅力的な男性なんですけどね。
あの役は、たとえ不細工な役者さんが演じたとしても、とても魅力的な男性に見えたと思います。

役者さん達は皆さん魅力的でした。
中でも、当たり前と言えば当たり前なんですが、宮本信子さんは上手いですね。
亡くなった旦那さんの若い頃に似ている男性を前にした時、パッと顔が少女の表情になっています。
この映画にも芦田愛菜ちゃんが出ているのですが、今回はあまり演技力を発揮する場面はありませんでした。

とにかく、観終った後に、背筋をピンと伸ばして映画館を後にできるような映画です。
特に、きちんとプライドを持って生きていきたい女性にはお勧めの映画です。 

「プリンセス トヨトミ」観ました。

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昨日アップしたプログで書きましたが、昨日「プリンセス トヨトミ」も観てきました。
ちょっとネットでの評判が良くなかったので、ためらう部分もあったのですが、予告編がかなり良かったのと、やや不条理でSFチックな雰囲気が好みだったので、あえて1日2本鑑賞に踏み切りました。

公開初週ということもあり、なかなかの客入りだったと思います。(この映画館にしてはですが・・・)
客層もバラエティに富んでいて、若い女性から年配の男性まで色々な人を見かけました。

予告編についてですが、これは前ブログとほぼ一緒かな。
「アンダルシア」と「星守る犬」は、どの映画でもよく見ます。
とても宣伝に力を入れているんですね。
「アンダルシア」は「アマルフィ」の出来が良くなかったので、自分の中では行かない方に傾いています。
「星守る犬」は原作が悲しすぎて拒否反応があったのですが、予告編を見るとかなり上手にその辺を処理している感じがするので、もしかしたら観るかもしれません。

さて、内容です。
面白かったですよ。
私は割と、チープでばかばかしい設定には寛容な方です。
「これは、そういう映画だ」と割り切って観る場合は、かなりな範囲まで許容できます。
だからでしょうか。
真面目に考えたら突っ込みどころはたくさんある設定なのですが、(まあ、万城目さんの原作だし)と、突っ込まずにそのまま楽しむことができました。
この映画は「SFスペクタクル」とか「ミステリー」とかではなくて、「ばかばかしいことをくそ真面目にやる映画」なのだと思います。
ややテンポが悪くだれる部分もありましたが、ストーリーのばかばかしさ、壮大なる嘘を受け入れてしまえば、映像や役者さんたちなどはなかなかの出来だったと思います。

主演の堤真一さんはもちろん上手かったのですが、ちょっと「よくある堤真一の役」的なところがあって、意外性がないのが残念でした。
岡田将生さんについては、本当にハーフの設定がはまっていました。
この人は美形ですよね。
ただ、「悪人」や「告白」に比べたら、やや平板な役でした。
綾瀬はるかさんについては、直接本人を知っているわけではないので勘違いかもしれませんが、ボケ具合が地なのではと思える役柄でした。
あと、走ると胸が揺れて揺れて・・・(笑)
わざと胸を強調するような服を着ていたのは、監督の狙いでしょうか?

私が一番印象に残った役者さんは、映画のキーとなる存在の女子高生、橋場茶子役の沢木ルカさんです。
とても強い瞳を持った女優さんで、ルックス的にも全盛期の内田有紀さんを彷彿とさせます。
今後の仕事をきちんと選んでいけば、かなり期待できる女優さんなのではないかと思います。

P.S. 昨日、記事を書いている途中で時間がなくなってしまい、
     アップが今日となりました。
     

「英国王のスピーチ」を観ました。

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前ブログで予告したとおり、「英国王のスピーチ」を観てきました。
実は、夏以降ちょっと映画を観ることがあまりできなくなるかもしれないので、今のうちに観ようと思っています。
そこで、今日は2本観てしまいました。
もう1本は「プリンセス トヨトミ」です。
これは記事を分けようと思っています。
ちょっと今日は時間がないので、こちらの記事は明日アップします。

さて、「英国王のスピーチ」ですが、さすがに公開からかなり経っている作品で、こちらの地方でも行きつけの映画館ではない映画館で既に上映終了したものなので、あまりお客さんはいませんでした。
とはいえ、5〜6人は入っていたので(こちらの地方では・・・(以下略))、さすがにアカデミー賞効果はあったと思います。
平日午前中ということもあるのですが、やはり年配の方が多いような気がしました。

予告編についてです。
多分、映画館側も年配層が多いと思ったんでしょうね。
年配向けの映画と、洋画が1本の構成でした。
「星守る犬」は当然のように入っていました。
多分、客層は重なっているだろうと、私も思います。

さて、内容です。
さすが、コリン・ファースは素晴らしい演技でした。
吃音と、それを乗り越えようとする様子が、とてもリアルで引き込まれました。
内容的にも見応えがあり、娘さんが出てくるシーンでは、(あれがエリザベス女王か・・・)などという、観ている側だけが理解している事実があったりしました。
王妃役のヘレナ・ボナム=カーターも大変チャーミングで、他の作品も観てみたくなりました。
もう一人の主役とも言うべき、言語療法士ライオネル役のジェフリー・ラッシュも、非常に味のある演技で作品を支えていました。

ただ・・・
これ、アカデミー監督賞を獲るような作品だったのでしょうか。
確かに良い映画で、後味も良かったです。
役者さんたちは超一流の演技をしています。
でも、だからといって、監督の手腕が凄かったとは思えません。
もっと話の展開の仕方、カットする部分と詳しく語る部分があったような気がして仕方がないのです。
良い作品なのに、途中で時間が気になってしまうのです。
実を言うと、日本の映画「悪人」を思い出してしまいました。
あれも、日本の映画賞をたくさん獲りました。
でも、役者さんたちの熱と演技は素晴らしかったのですが、作品としての完成度はあまり高くなかったと感じました。
だから、作品賞をたくさん獲ったとき、私は少し違和感を覚えたのです。
まあ、役者さんたちの演技によって、見応えのある作品にはなっていたのですが・・・
「英国王のスピーチ」にも、同様の感想をもってしまいました。

とはいえ、それは観る側の勝手な感想です。
作品としての質はとても高いですし、観終わった後も満足感の残る作品です。
もちろん、観て損はない作品だと思います。 

「マイ・バック・ページ」を観てきました。

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「マイ・バック・ページ」を観てきました。
近くの映画館では上映していなかったので、今回も車で1時間半とばして行きました。
ファーストデーが近いため、人は少ないのではないかと思っていたのですが、朝一番の券売所は長い列ができていました。
やはり「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの人気映画が上映されているからでしょうか。
あと、ご当地映画の「ほしのふるまち」も、ここでは人気のようです。

「マイ・バック・ページ」はというと、ちょっと残念な客入りでした。
私を含めて5人くらいです。
偏見かもしれませんが、そのうちの半分くらいは、(もしかして、全共闘世代?)と思えるような男性の一人客でした。
映画を観るのにあまり慣れていないのか、私が携帯の電源を切るのを見て慌てて携帯を取り出して電源を切った人もいました。

予告編です。
「星守る犬」「アンダルシア」「さや侍」「うさぎドロップ」など、最近よく見かける予告編がほとんどでした。
一番印象に残ったのは、以前も書いた「コクリコ坂から」です。
以前のブログでも書いたように、私は子どもの頃、このマンガが好きでした。
だから、まるで別物のように変わってしまった予告編を見て、ちょっと寂しい気持ちになりました。
主題歌が同じ人だからか、監督が同じ人だからか、何だか「ゲド戦記」みたいな雰囲気になっていました。
・・・超ベタベタの少女マンガなところが良かったんだけどな。
ちなみに、「ゲド戦記」も学生時代に全巻集めて読破していたので、映画の方は観ていません。
「アーシェラ・K・ル・グイン」という作者の名前は、SFフリークにとっては偉大なSF作家という面の方がとても大きい印象でした。

さて、映画の内容です。
役者さんは皆さんとても良い味を出していました。
特に松山ケンイチさんは、「悪人」の時の岡田将生さんと同様に、いわゆる「嫌な役」だったと思うのですが、とてもリアルに熱演していました。
妻夫木聡さんの演技も良かったのですが、何かこの人泣き方が一緒じゃありませんか?
下手ではないのですが、最後の泣くシーンで、私は別の映画を思い出して我に返ってしまいました。
他の登場人物も一癖ある役ばかりなのですが、どの役者さんも実にはまっていました。

内容の感想についてです。
一言で言って、どの時代にも強い人間と弱い人間がいるんだな、ということを強く感じました。
私は学生運動や全共闘などの時代の最後の方の年に生まれた人間です。
ニュースの過去映像でしか、実際の事件や運動を見たことはありません。
ただ、予備校の先生や大学の教授など、周囲の大人から当時のことを少し聞くこともあった世代です。
で、当時は若者がとてもエネルギーを持っていた時代なんだな、という印象を持っていました。
ところが、マンガ「レッド」を読んだことをきっかけに、連合赤軍について少し文献などを調べました。
そして、とんでもない暗部を知り、学生運動に対するイメージがかなり変わっていました。
そんな時に観たのがこの映画です。
あの頃の運動家って、良くも悪くもエネルギッシュで、間違った方向であっても大きなことを起こしてしまう力を持っているイメージがありました。
でも、考えてみれば、人間は人間なんですよね。
40年やそこら違うだけで、そんなに人間の本質のようなものが変わるわけではないんですよね。
全ての人間がエネルギッシュなわけがありません。
全ての人間が時代を動かせるわけでもありません。
そして、自分を振り返る知性がないままに「ビックになるんだぜ!」などと闇雲にプライドばかり高くしている人間は、いつの時代にだっているんですよね。
最初、この映画のあらすじを知ったとき、松山ケンイチさんが演じる「梅本」はカリスマ的な活動家なのだとばかり思っていました。
でも、原作本を本屋さんで飛ばし読みし、ちょっと胡散臭いのだとわかりました。
けれども、実際に映画で観てみると、全然違いました。
ただの、プライドばかり高くて信念も漢気もない、ダメ人間じゃないですか。
それでも、雑誌記者を騙せるような、何らかのオーラは出していたのでしょうか。
それとも、自らも憤懣を抱えていた雑誌記者「沢木」が、自分の期待を「梅本」に投影してしまっていたのでしょうか。
まあ、当時の世相としては、過激な行動も、殺人も、全てが運動という大義名分で済まされてしまう部分もあったのかな、と推測します。

・・・ただね、当時の色々なことは間違っていたとは思うのですが、現代も間違っているような気がして仕方がないんですよね。
他の国を見ても、どこも自分達が自分達の手で暮らしを良くしようという意思があって、政府が間違った方向に進んだ時は決起する覚悟を持って暮らしていると思うんですよね。
でも、日本にはそういう意識がない気がします。
全てが他人任せで、事なかれ主義で、何かあっても我慢してしまう。
そういうのが国として、大きな集団として、正しいのかどうか、私には疑問に思えてしまいます。
・・・まあ、私自身も人のことは言えないんですけど。


P.S. 最近すごく忙しかったのですが、今週だけ、かなり時間が空いたので、
    明日も映画を観ようかと思っています。
    見逃したと思っていた「英国王のスピーチ」が、行きつけの映画館で
    上映を開始したんです。
    ついでにもう1本観ようかな・・・

「八日目の蝉」を観ました。

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結局、今日「八日目の蝉」を観てきました。
実は、子どもが宿泊学習で、しかも今日は仕事が休みで、ちょっと時間に余裕があったんです。
ネットの映画評などでかなり評判が良かったので、遠くの映画館まで足を延ばして観てきました。

モーニングファーストショーだったのですが、まあまあの客入りでした。
まあまあとは、こちらの映画館の平日午前中にしては、ということです。
やはり、女性が多かったと思います。
この映画館の特徴なのか、それとも午前中だったからなのか、なぜか映画が始まってから入ってくる人がチラホラいて、かなりイラッとしました。
しかも、映画が始まっているのに、席を確認するために座っている人に声をかけたりしています。
ちょっと非常識だと思いました。

さて、予告編です。
前回同様、「星守る犬」が入っていました。
あと、今回気になったのは「マイ・バック・ページ」です。
制作のニュースが流れた時、すぐに観たいと思った映画でした。
松山ケンイチさんと、妻夫木聡さんが出演しています。
革命家とジャーナリストの話らしいです。
題材とキャストに惹かれて、観たいと思ったのです。
ただ、あの頃の「革命家」というと、どうしても連合赤軍を連想してしまいます。
私は今、山本直樹さんの「レッド」というマンガを読んでいるので、なかなか壮絶な想像をしてしまいます。(このマンガについては、いつか書くかもしれません)
けど、観たいかな。
それから、予告編には入っていませんでしたが、もうすぐこちらでも「阪急電車」を上映するそうです。
原作者のファンとしては、観ようかな・・・
なかなか作品の評判も良いみたいですし。

「八日目の蝉」についてです。
まず、泣きました。
最近、年を取ってきたからなのか、かなり涙腺はゆるくなっています。
でも、それを差し引いても、「泣くぞ」と身構えなくても涙がこぼれてしまいました。

原作者の角田光代さんの小説は、2,3冊持っています。
この映画の原作も、かなり評判の小説でしたから、何度も読もうと思いました。
でも、あらすじを見て、読むのをためらいました。
倫理観とか、そういうことではないのです。
何だか、読んでいて辛くなりそうな小説だったからです。
映画についても、実は同様の抵抗感がありました。
でも、評判がかなり良いので、思い切って観ることにしたのです。
結果は、観て良かったです。
子どもを誘拐された母親も、誘拐した女性も、誘拐された女の子も、ルポライターの女性も、どの人間の気持ちも理解でき、共感しました。
この映画に登場する人たちは、全員が不完全で、美しい部分と醜い部分を両方抱えた人たちです。
そして、全員が何らかの生きにくい傷を抱えています。
だからこそ、私にとってはとてもすんなり入っていける映画だったのかもしれません。

一番印象的だったのは、誘拐犯役の永作博美さんと、誘拐された子ども役の渡邉このみちゃん、井上真央さんの顔が似ていたことです。
実の母親役の森山瑤子さんよりも似ていたと思います。
これは、狙ったキャスティングでしょうか。
誘拐犯と誘拐された子どもなのに、実の親子のように見えました。

内容に触れるので、数行空けます。













誘拐犯の希和子は、一目顔を見るだけと思っていた不倫相手の子どもの笑顔を見て、思わず抱き上げてしまいます。
それは、本当に「奇跡の瞬間」とも言える瞬間で、多分、子育てをしている母親はほとんどがそういう瞬間を持っていると思います。
私も、未だに繰り返し思い起こしてしまう、子どもが赤ちゃんだった時のある出来事があります。
多分、その出来事は一生繰り返し思い起こし続けるでしょう。
例え、子どもが反抗しても、私のことを嫌いになっても、万が一憎むようになってしまっても、きっと私はその出来事を思い出し、子どものことを抱きしめたいと思い続けるでしょう。
そういう「奇跡の瞬間」を、誘拐犯の希和子は持ってしまった。
反対に、子どもを誘拐された実の母親は、その「奇跡の瞬間」に出会う機会を奪われてしまったのだと思います。
だから、ボタンを掛け違えてしまったように、実の母親の恵津子と娘の恵理菜はすれ違い続けます。
お互いに相手に「愛されたい」と思い続けながら・・・
実は、この恵津子については、子どもが誘拐される前に希和子にかけた言葉や態度を見て、私はあまり良い印象を持つことができませんでした。
ある意味「自業自得」だとも思ってしまいました。
でも、この人の気持ちも苦しみも、理解できるんですよね・・・
多分、恵理菜に子どもが生まれた時、改めて「奇跡の瞬間」を見つけて、やっと少し分かりあえるようになるのではないかと思います。
・・・というか、そうなるように願ってしまいます。

誘拐した希和子については、実は、恵理菜が辛い思いをしても誰も憎むことなく育ったのは、この人の愛情のおかげだと思っています。
間違ったことをしてしまった人ではあるのですが、多分、恵理菜に対してはとても大切なものをたくさんあげた人なのではないかと思うのです。
最後の「この子はまだご飯を食べていないんです」は、思いっきり共感しました。
だって、あのシーンで、実は「買ったパン食べてないじゃん」ってことが妙に気になってしまっていたのですから。
やっぱり、子どもにひもじい思いをさせたくないという気持ちは、大部分の母親に共通の感情なのでしょう。

小池栄子さんについて、ネットでは賛否両論の意見を見ました。
でも、私はこの映画の中では、この人のセリフで最初に泣きました。
最初から、どことなくおどおどしていて、必死に相手の機嫌を伺っているようなところがあったのですが、その理由がはっきり分かるシーンでした。
ああいう生い立ちを背負っていたら、ああいう感じになるだろうなと思いました。
だから、小池栄子さんはやっぱり良い女優さんだと思います。

最後に、恵理菜はまだエコーで確認したばかりのお腹の子どもに対して、愛情を示します。
(具体的には書きません)
それも、私にはとてもよく分かりました。
私もできちゃった結婚で、相手は結婚するのに何の問題もない人ではありましたが、病院に行った時は「できれば間違いであってほしい」と思っていました。
でも、エコーで初めて子どもを見たとき、素直に「可愛い」と思ってしまったのです。
まだ、小さな点が点滅しているようにしか見えない状態でした。
でも、その点滅が一生懸命生きている気がして、何だかとても愛しかったのです。
その時の「可愛い」と思った感情は、子どもが生まれてから現在に至るまでの、寝顔を見たときなどに掛け値なしで湧き上がってくる感情と全く同じものでした。
本当に、生命とはそこに存在しているだけで大きな力を持っているのだと思います。

何だかとても感情的になってしまいました。
何だかとてもたくさんのことを語りたくなるような映画なのだと思います。

「ブラック・スワン」を観ました。

JUGEMテーマ:趣味
今日、「ブラック・スワン」を観てきました。
行きつけの映画館では上映していなかったので、今回は車で1時間半とばして行きました。
どうせ遠い映画館まで行くのだから、2本はしごをしてしまおうかとも思ったのですが、物凄く疲れていたのと、ここのところ忙しかったのでやることが溜まっていたのとで、1本だけにしました。
観ようかなと思っていた「八日目の蝉」は、可能なら今度観ますし、可能でなければそのままお流れです。
何か、ストーリー的に抵抗があるんですよね・・・

ちなみに、非常に上映館数が少ない「阪急電車」がなかなか好評のようですが、私は原作者のファンです。
でも、こちらでは上映していません。
それに、この原作者の作品では、他に映像化に向いている作品がたくさんあるのにな、と思います。
だから、こちらで上映したとして、観るかどうかは微妙です。

さて、今日の映画館は空いていました。
サービスデーと土日が重なった後の月曜日です。
まあ、空いていて当然ですよね。
それでも、「ブラック・スワン」は予告編が始まってからもポツポツと人が増えていき、最終的には3分の1くらいは客席が埋まっていました。
でも、なぜか予告編や本編が始まってから入ってくる人や、エンドロールの最中に退出する人が多かったんですよね。
時間つぶしに映画を観ようと思った人が多かったんでしょうか・・・

予告編です。
・・・あんまり印象に残っていません。
「星守る犬」は記憶に残っています。
私は原作を満喫で読んでいます。
あまりにも悲しい話なので、映画化の話を聞いて「あれは辛すぎるから、映画化するなよ・・・」と思っていました。
最近、続編が出たのですが、そちらはハッピーエンドでした。
でも、だからこそ、尚更この話が辛かった。
そして、個人的にはこの話で主人公を裏切った少年が、続編で幸せになったことが許せませんでした。
子どもだし、事情もあるのですが、私は「星守る犬」を読んだとき、あの少年に対する怒りが収まりませんでした。
だから、何か複雑な気分です。
まあ、これは映画には関係ありませんけれども。
映画の方は、悲惨なところを上手く映像美で包み、ハートフルな感じに仕上げていそうです。
震災前の東北の風景も映っているそうです。

あと、チラシもいくつかとりました。
ジブリの新作「コクリコ坂から」と松山ケンイチさん、芦田愛菜ちゃん出演の「うさぎドロップ」です。
「コクリコ坂から」は、私は子どもの頃持っていました。
結構好きなマンガで、大きくなってからも読み返したりしていました。
だから、チラシの裏に書いてあった宮崎駿さんの「失敗作」という言葉が少し引っかかりました。
まあ、全2巻で終わった作品ですから、あまり人気がなかったのかもしれません。
でも、私は結構好きでした。
「うさぎドロップ」は原作を持っています。
でも、あんまり映画向きではない気はします。
まあ、展開を見て、観るかどうかは決めようと思います。

さて、「ブラック・スワン」です。
・・・ああいうラストだったんですね。
ちょっとびっくりしました。
「王様のブランチ」の映画コーナーで紹介されてから、ずっと観たいと思っていました。
サイコサスペンス的な作品だということも、大まかな展開も分かっていました。
でも、ああいう決着かあ・・・
まあ、ナタリー・ポートマンはかなりの熱演で、バレエシーンも美しかったです。
現実と妄想が入り乱れる展開も、私は好きな方です。
時々「痛いっ!」というシーンが出てきて、思わず指をさすってしまいました。
ストーリー展開的には、割とよくあるバレエマンガの王道といった感じでした。
でも、映像と熱演に引き込まれ、なかなか迫力のある映画でした。

痛い描写に耐性があり、サイコスリラーが好きな人にはお勧めですね。
R−15だけあって、エロ描写もあります。

・・・芸術って、大変ですね。


P.S 最近、身内に不幸がありました。
    そんなに頻繁に会っていた人ではないのですが、
    ちょっとした拍子にその人のエピソードを思い出すと心が痛みます。
    もっと近しく暮らしていた人は、どれくらい心が痛んでいるんだろう・・・
    身内を亡くしたのは初めてではないのですが、
    何だか今回が一番、喪失感というか、実感があります。
    その人の冥福を心よりお祈りしています。
 

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